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発達障害児支援現場レポート―実践者のつぶやき―
ブログ紹介
このブログは、LD,ADHD,高機能広汎性発達障害(高機能自閉症・アスペルガー症候群ほか)などの発達障害児・者、そしていわゆる「気になる子」をめぐる出来事、問題を指導実践の視点で綴るブログです。
彼らの当たり前の幸せに向け、健やかな成長を支援するために、彼らの独特の感覚・思考に歩み寄り、心を通わせることの大切さをベースに記したいと思います。
また、自治体や学校などの公的機関と連携をとる中、特別支援教育など、支援システムについても、より実効力のあるシステムの構築を願い、民間の切り口で書いてみたいと思います。





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特別支援教育☆南の島のまっすぐな握手

2012/03/13 14:26
 前回「南の島の本気」を書きました。
“本気” なので、1月末にお伺いした後、すぐに次回のご依頼をいただき、先日またまたおじゃましてまいりました。



今回は、午後に保育園での事例検討2ケースと夜に講演会。先生方は仕事を終えてお疲れのところ、夜9時まで私の話を聞いてくださいました。行政の方々も通常業務の後のお仕事。頭が下がります。



まさか東京から遠く離れた島の子どもたちに、本気の保健師さんに会えるなんて夢にも思っていなかった…。私の本を手にとってご依頼をくださった保健師さんに心から感謝です。



講演が終わりお別れのとき、この保健師さんの「握手してください」のことばとともにまっすぐなお気持ちに私は少々どぎまぎ。なんとなくぎこちない握手になってしまいました。


私は有名人でもアイドルでもないからこれは「憧れ」の握手ではなく、一仕事終えた充実の握手、そして“これからもお互いに―”の同志の握手のように感じました。私の勝手な解釈です。




今回のこの島でのできごとは、私の仕事のあり方にまちがいなく大きな影響を与えてくれました。行きがかり上書くことになった本、大変でもう二度と本なんて書かない!と思った本は私の思いもよらないところで手にとっていただいている。



東京の会場にお越しいただく実践講座とは別に、遠くはなれたお土地柄の方にも微力ながらお役に立てるかたちも考える機会にもなりました。


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特別支援教育☆個別指導計画立案講座

2012/02/17 13:48
 先日、個別指導計画の実践講座を実施しました。個別の指導計画とも言います。
実践講座はここ数年、基礎講座と事例検討のみを行ってきましたが、今年度、初めて個別指導計画の講座にトライ。


個別指導計画を立てるには詳細な事例検討が必須なので、個別指導計画立案講座にご参加くださる先生方は、これまでに事例検討の講座にご参加いただいたことのある方とさせていただきました。


詳細な事例検討ができれば、かなり適切なサポートができる可能性があります。けれどこれまでの経験で、事例検討だけでは、実際の具体的なサポートを展開するうえで結構ズレるなぁということも感じていました。
で、今年度の実施にこぎつけたというわけです。


詳細な事例検討とは、子どもがなぜうまくいかないのかについて脳機能の視点で理由(要因)を想定し、その理由(要因)と整合性のある対応の方向性を導き出すというもの。例えば、「感覚の混乱」と「情報処理の硬直性」による「環境刺激の処理困難」であれば、“励ます”や“シールをあげる”のではなく、環境刺激を下げるのが整合性のある対応ということになります。


さて、それを踏まえたうえでの個別指導計画立案は、0(みんなとは別に本人がやりたいことをする)か100(配慮なくみんなと同じようにできる)ではない、本人の現力量にドンピシゃのちょうどいい目標を立てる「負荷の計算」をすること、その目標をクリアさせるために誰が、どこで、何をどのように…など極めて具体的に支援を整理する作業です。ときにはセリフ入りで。


そして、最も重要なのは目標に優先順位をつけること。問題点を同列に羅列して目標設定された計画は、子どもを育て上げる指導計画ではないでしょう。


例えば、国家予算で軍事費を優先するのか、教育費を優先するのかによって国家のかたちは変わります。そして、今は戦時だから軍事費を優先するが、ゆくゆくは福祉国家を目指すという未来に向けての“今”の視点も重要です。


そんなこんなで、講話→事例検討→実際の事例を使っての個別指導計画の立案→模範計画の解説という流れで第一回目は終了しました。途中、内容的に欲張りすぎたかなぁと思うこともあったのですが、実際の事例を使った生きた模範計画をご提示すると会場内に活気が…。さすが現場の先生方。


でも、来年度はもう少し適切なボリュームにしなくては…。
私自身も全力投球し過ぎて抜け殻のようになっての帰宅で。
でもやってよかった。





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特別支援教育☆南の島の本気

2012/02/01 22:15
先週末、徳之島に行ってきました。
私もよく知らなかったのですが奄美大島よりも南。
昨年の夏、突然のオファーにびっくりでした。


離島である徳之島は適切な病院もなく、保護者の方は周囲の目を気にして療育にもつながりにくいという地域性のため、園や学校での支援を強化するという方向性でお考えだったところ、担当の保健師さんが鹿児島(飛行機で行きます)の書店で、たまたま私の本を手に取ってくださったとのことでした。

本の内容が方向性に合致し、ご依頼をくださったとのこと。このご依頼の経緯だけでもうれしかった…。私が本の中でお伝えしたかったことをしっかり踏まえてくださっていたから。


けれど、交通費やらなんやらで経費はかなりの額で密かに心配していました。大きなお世話なのですが。
担当の方にお会いしてお話しをお聞きすると、助成金がとれたとのこと。これにまた感動。


この手があったか!やる方はやってらっしゃるんだ!!
国?の助成金をとる仕事は、仕事が増えるだけでやらなくてはいけないものではないはず。通るかわからない審査の書類を書いたり、通ったら通ったで企画や雑務が待ってる。本気でなければできないことです。


普段あちらこちらで予算がなくてというお話しをお聞きするけれど、やる気になればやれることはあるんだなぁ。


担当してくださった保健師さんお二人はとてもご熱心でフットワークも軽い。
おまけにご参加くださった先生方の意識の高さにびっくり。
町は小規模で何かできそうな予感。
硬直化した都会の行政をしり目に、実効性のあるシステムが南の離島から発信される…。なんてことも夢じゃないかも。


そして研修会の翌々日、今年度中にもう一度徳之島行きのご依頼をいただくという予想外の展開。


血肉を削って書いた本のおかげで、微力ではありますがお役に立てる範囲が広がりました。本を書く機会を与えてくださった方々に感謝です。



ちなみに、とんぼ帰りだったけど、会場の町役場の窓からは紺碧の海が臨めてきれいだったー。
役場駐車場には大きなハブの絵がかかれた「ハブの館」なるものがものすごい存在感を放っていて、ご配慮でハブ見学も。役場でハブを買い取り、ワクチンにするそうです。
そして道路端に闘牛の牛が…。首を少々上向きにつないで首を鍛えているのだそう。道路は散歩中の牛優先だそうです。



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特別支援教育☆高校がすごいことになっている!

2011/11/27 20:35
先日、ある自治体の高校段階の研修会にお呼びいただきました。


私の話しの前に、ある高校での特別支援教育の実践報告があり、そこで大きなシックを受けることとなりました。よい意味で。あまりのショックに自分の話しの冒頭が支離滅裂に。


ここ数年園・小学校とのつながりが中心で、高校からは遠ざかっていましたが、この報告では、園・小学校の特別支援教育の10年先を行っていた。園・小学校でこの支援ができていたら、高校で特別支援はほとんどいらなくなるでしょう。


校内体制がきちんと組まれ、先生方の共通理解がなされ、個別指導計画が立案され、外部機関とも連携し、なんと、高校の方から中学校にこの生徒のことについて聞き取りに出かけることも…。


公立高校でこんなことが起こっているとは。


けれど、この高校は特別のようです。社会にでるときが近づいている高校段階において、いろいろな意味で特別支援の対象となる生徒の比率が高いとのこと。さらにこの自治体では特別支援の予算をつけているということです。


やぁ〜、びっくりでした。




ただ、冷静にこの研修会を振り返ると、「あー、そうなんだー」と思ったことが1つ。

十年近く前、学校とかかわりを持つようになったころ感じたこと。特別支援学校の高等部の先生方も含め、学校で特別支援教育を先導される先生が勉強されるとき、「発達心理」の窓口からが入ることが多い。そうすると、これも十年近く前かと思いますが、ある著名なドクターのおっしゃる、“他の機関でADHDとされたうちのほとんどが自閉症スペクトラム”ということが起こりがちです。


これだと、現場での支援のスタート地点である、子どもたちの具体的な言動一つ一つについて脳機能の視点で要因を想定する際に大きなブレが生じてしまう。今でもか〜、根深い問題だなぁ…。



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特別支援教育☆現場魂

2011/09/16 08:43
ある区の保育園での巡回は今年で3年目。1園に年2回お邪魔しています。
巡回の他に、区全体での研修会やブロックごとの事例検討研修など、きちんと現場ニーズの企画を組み、お招きいただいています。


特別支援教育は、園長先生や校長先生のお考えによってその取り組みに違いが見られることが多い。


この区でも特質して熱心な園がいくつかあります。
先日お伺いしたある園の園長先生に、「こちらの園はずいぶん熱心にやっていただいていますよね」とお話しすると、「私たちは大きな失敗をしてしまったから、もう二度とそんなことはしたくないんです。」とおっしゃいました。


「発達障害」というものを知らなかったから、適切に対応できなくてパニックを定着させて小学校に送り出してしまったことがあったとのこと。



人が自分の過ちを認めること、なおかつ行動を修正するのはそう簡単なことではありません。まして、「保育や教育はこうあるもの」という歴史と伝統が脈々と受け継がれているとなればなおさら難しい。


けれど、「どの子も健やかに育てる責任を果たす!」というプロ意識のもとでは、すばらしい転換がなされるんだなぁ〜。


園や学校にお伺いすると現場魂に触れさせていただくことがあります。だから現場が好きなんです。
先生方の心意気にお応えできる私にならねばと思いをあらたにすることができるのです。





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特別支援教育☆セルフ“作戦会議”

2011/09/11 09:17
 以前のブログはダラダラと長く、読み応えがあると思ってくださった方も若干はいらっしゃったかもしれませんが、読むのにちょっと疲れましたよね。


私も少し気合いを入れて書かなければならなかったので、もともとズボラなわけですから、書きたいことはいっぱいあっても、いざ書くとなるとおっくうになってしまっていたというのも正直なところです。



そこで、
できるだけ短く書くことに前回から挑戦を。



短くライトに要点を絞って書くという力がイマイチなため、放っておくとついあれもこれも盛り込みたくなって、結果ダラダラでヘビーな内容になってしまうスタイルからのスキルアップへの挑戦というわけです。



私が書いた本の監修ということで冒頭の文章を書いてくださった先生はすごいんです。私は編集者の方に何度もダメだしをされ、それはもう大変でした。その編集者のお二人がこの先生の原稿は大絶賛。たぶん一発OKです。



なるほど、伝えたいことはしっかり押さえられていてわかりやすく、しかもスマートで気負いなどない。脱帽です。おそらく、さらっと短時間で書かれたのだろうなと思われました。


文字で起こして確認しなくても、頭のなかですっかり整理されていて、頭から出してきた時点でほとんど仕上がっているのでしょう。先生はこれまでに自然にそうできたのだと思いますが、私は自然にそれをできない自信があるし、一生先生と同じようにはできないでしょう。


でも、ちょっとはできるようにこのブログで意識的にコツをつかもうかと思い始めたわけです。


あれっ? これって私がいつも子どもへの対応で先生方にお願いしている“作戦会議”のセルフ版…。





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ブログ復活!!

2011/09/10 08:18
ブログに戻ってまいりました!


特に文章を書くのが好きというわけではない私に、昨年の1月に本の執筆のお話しをいただいてからは苦悶の日々。ブログでまた文章を書く元気なんてなくなり、なんと約1年半ぶりの復活です。


ホント〜に苦しかった〜。
1年2ヶ月という、たぶん普通では考えられない長〜い執筆期間を経てようやく3月末に原稿が仕上がり、5月末に発売されました。



出版社から私なんかにダイレクトに依頼がくるはずはなく、今回の本の監修をしてくださっている著名なドクターから私を紹介されたということでした。


出版社は具体的な対応をまとめた本をつくりたいと、その先生に執筆を依頼したようなのです。しかし先生は、具体的なことなら私(上原)にと即断されたとのことでした。




以前、専門家と言われる人は自分が役に立てるかどうかシビアに判断する責任があるというようなことを書きました。それができないと、結果的に本当に支援を必要としている人を不幸にすることもある。


で、この先生は即座にこの責任を果たされたということでした。流石です。
私という選択が適切だったかどうかは、読者の方が決めるわけですが。



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特別支援☆越えられない壁を超える。

2010/04/13 21:18
 なんだかかっこいいタイトルをつけてしまいました…。越えられない壁って何でしょう。それは私が園や学校の現場の先生ではなってこと。


 いろいろなところでお話をさせていただく中で、「実践的な話だった」「子どもの顔が浮かぶ」とおっしゃっていただけます。でもきっと「あなた現場じゃないから簡単に言うけど、集団の中で独自の発達を保障するなんて実際できませんよ」って思う先生方もいらっしゃるはず。いらっしゃって当然。


でも、私は先生にはなれないし、あんな大変な仕事とてもできない。
けれど、説得力をもって「できる!!」ということをお知らせすることが特別支援の広がりにつながる。


さあどうする?
私にはできないけど、パッションとエネルギーと才能をおもちの先生方に、「できる」と証明していただけばよいのです。実際、私がお伺いしている園や学校ではすばらしい先生方に恵まれてすでに証明済みですが、もっともっと成功例がたくさんあれば実証できる。


我がリソースセンターoneの忙しいスタッフが、私の勝手な計画に付き合ってくれて、昨年度から「事例から学ぶ気がかりな子への理解と対応」という実践講座をやっています。そして今年度もやります。



前回のブログで書いた「この山を別ルートで登る」は、すばらしい先生方を後方支援して、いたるところで「できる」ことを証明して波をつくること。激務のなか、お休みの日にわざわざこの講座にご参加くださる先生方と時間を共にさせていただくと、アドレナリン出まくります。現場の未来を感じます。



今年度のお申し込みを見ると、何人もご参加くださる園もいくつもある、北関東の県からのご参加も複数。昨年度のリピターの先生方も多数。

この先生方のお力をお借りして壁を超える。


波、つくれるんじゃないかな!!ちょっとずつ。




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特別支援☆選別の歴史

2010/03/29 15:47
 今年度いっぱいである自治体の発達相談をやめることにしました。確か2年ほど担当させていただいたのですが、やっているうちに、「私何やってんだろう・・・」と気が重くなってきたので。


 私はこの自治体の施策検討にもかかわっています。この施策で示唆された方向性がありました。お引き受けした当初は、「気がかりな子」の支援を視野に入れ、発達支援ではなく子育て支援の枠を全面に打ち出して、保護者の方のサービス利用の精神的なハードルを下げるというものだったし、その子を取り巻く園などと連携を取ってその子の当り前の日常をサポートする流れでした。


 そういう意味で発達相談は、子どもが小さいときから保護者の方に子どもの特性と育ちの道筋を提供し、希望をもって子育てをしていただける重要な役割でした。そして、園にも特性と対応をお知らせしてみんなで子どもを育てるという意味で、まさに早期支援の重要なポジションだったのです。もちろん、発達相談という名前ではありません。


 この施策は私が提案したものなので、当たり前の日常をサポートするつもりで、そしてそのシステムをつくるつもりで発達相談をお引き受けしました。


 しかし、担当している中、「どん詰まり感」が否めず・・・。園から「行ってみたら」と言われてとりあえずいらした保護者の方に、発達の特徴と道筋を提供するところまではなんとか役目を果たしたかも。でも、保護者の方だけに伝えても、肝心の集団の場に届くシステムがつくられない。


本当は、保護者の方自らが子育ての気がかりとして、気軽にいらしていただける広報を戦略的にしなければならないのに、この部署としては優先順位は低そう。だから、昔と変わらず園からの肩たたき。



 そして、スタート当初、「早期支援=早期療育ではないですよね。」と確認したけれど、自治体のこのプログラム担当の方は、今年度の終盤に発達相談は「療育事業の入り口」とおっしゃられていて・・・。来年度は、自治体内での「診断」または「相談」→「療育」→「就学相談」のルート強化する方向のよう。


担当の方はとても熱心な方です。でも、どうしても戻ってしまう。「選別の歴史」。残念なことに、スクールカウンセラーなどの専門家といわれる方も大方これが当然と考えていらっしゃるよう。でも、みなさん子どものことを考えていらっしゃる。


施策の報告書がまとめられていても、実務現場の意識は「選別の歴史」から抜けられない。



ここで孤軍奮闘する道もあります。でもやめました。「選別」に加担することはどうしてもできないし、行政の意識改革に着手すれば消耗が激しく、途中で倒れたら意味がない。この山を別ルートで登ります。別ルートが見えているから。


一応円満退職です。この自治体の施策検討には来年度もかかわることになっています。絵にかいた餅感は否めないけれど、やれることはやります。来年度は力点の配分を変える作戦に決めました。




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アセスメント表と個別指導計画ってこんな感じです。

2010/01/07 09:15
 前回記事にした区で、個別指導計画ついての研修会を行うことになり、12月にやりました〜。区の施設の大ホールでやったので、確か先生方120名はいらしていたかと思います。


子どもを伸ばす個別指導計画を立てるのは結構大変で、一回くらい研修しても立てるのはなかなか厳しいし、実は、専門性があるといううち(リソースセンターone)のスタッフだって、かなり苦労して立てています。ということを、主催の先生にも、お越しいただいた先生方にもお伝えした上での研修となりました。


つまり、個別指導計画は上級編ということになるかと。というより、インストラクタークラスの内容。
で、自分の専門のストライクど真ん中の内容ということもあって、どうも私、少し力が入ってしまったみたい。



その後お伺いした園で、前にはそんなこと言われたことなかったのに、先生方に「アセスメント表、ちゃんと書けてるか心配です。」とか「緊張します。」とか言われてしまって…。

こりゃー失敗したー。
先生方のお役にたたなければいけないのに、プレッシャーかけしまってどうする!



 ところで、この研修で私なりに整理できたことがあります。当たり前と言えば当たり前のことですが。

他区では、年25回以上お伺いする園があるので、この園では、「アセスメント表」と「個別指導計画」という2種類の書式を使います。この区では、各園年2回から4回訪問なので、「アセスメント表」のみ使用し、個別指導計画に直接私がかかわることはありません。


前回、子どもを伸ばすのは、対応する側の「理解・姿勢・スタンス」8割であることがわかったと書きました。「アセスメント表」はこの8割の部分に相当する書式です。その子の特徴、不適切な言動に及ぶ、よんどころない本人的な事情を脳機能の視点で考え、それを本人の弱さととらえます。たとえ「乱暴」「わがまま」という言動であっても。それを確認したうえで、対応の方向性を確認するまでがこの用紙を使って行う作業です。


個別指導計画では、「アセスメント表」で確認したことをふまえて、目標の優先順位をつけて、具体的ハードルを設定し、どのようにサポートするかの具体的な指導者の思考・姿勢・動きや環境設定を書きます。これ以上具体的には書けないというくらいに。支援員さんがいれば、その方の動きもこれ以上具体的に書けないというくらいに。
で、これが前回書いた「対処」の2割というところでしょうか。


個別指導計画はあった方がもちろんよいけれど、「アセスメント表」の部分がより重要であることは前回書きました。「アセスメント表」の思考・作業なしにはなかなか子どもを伸ばすのは難しいということでしょうかね。これが苦しいんですよね〜。


あっ、「アセスメント表」も「個別指導計画」も私が勝手に作った書式をお使いいただいていますし、「アセスメント表」のネーミングに至っては、私が勝手につけただけで一般性はありません。


インターネットで子どもの状態を入力すると個別指導計画が自動でできあがってくるというソフトがあるって聞いたことあるけど、これって何やってることになんだろう?




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まるで別人!大事なことは・・・。

2009/12/28 14:27
 最近、大好きな仕事があります。ある区の保育園の巡回。1園につき年2〜4回程度お伺いします。今年度から始まり、そろそろ2巡目回目、3巡目の園もあります。


毎回違うお子さんがケースとしてあがる園もあるけれど、1人のお子さんが継続ケースとしてあがってくる園もあります。この継続ケースの場合で感動と発見が。



私は顔の記憶が割とよく、たーくさんの園や学校を回っても、たいがい子どもの顔は覚えています。
ところが!!不覚にも「このお子さん、今回初めてですよね〜」なんて先生にお聞きして、「いえ、前回見ていただきました」なんて言われちゃったのです。


なんでも、前回の私の訪問以降対応を変えたところ、子どもが別人のように成長したとおっしゃるのです。あまりにも子どものイメージが変わり、私は以前会った子だなんてわからなかったようです。


先生方ってすごい!ほんの数か月でこんなにも子どもを変えちゃうなんて!!
やぁ〜、現場の先生には本当に頭が下がります。


前に会ったお子さんだとわからなかったのはこの時だけでしたが、いくつか園で、「子どもがかわったんです!!」と園長先生をはじめ、先生方のテンションが上げ上げでした。



でも実は…、2回目以降の巡回前に、前回の巡回後の子どもへの対応を書いてお出しいただく資料に目を通していた私、反省しきりだったのです。あ〜、やっぱり一回の訪問じゃなかなかうまくお伝えできないんだなぁ〜って感じて。


ところがこの成果!!いったいどうしたことでしょう?


それはたぶん・・・。


子どもが変わるには、対応する側の理解・姿勢・スタンス8割、対応2割ということなのかも・・・。
この自治体のお仕事のおかげで、子どもを伸ばすのに、対応する側の「姿勢・スタンス」が思った以上に好成果に結びつくことがわかりました。


一見、「わがまま」「意地悪」「やる気なし」に見えるけれど、実は、本人なりによんどころない事情があって、その弱さを知り、歩み寄るところから始めるというスタンス。


多少対応がチグハグでも、これで子どもが伸びるのです。



逆に、「姿勢・スタンス」を変えられなければ、子どもを伸ばすことは難しい。
やっぱり、学校はなかなか厳しいかなぁ。


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特別支援教育☆先生の涙

2009/06/30 05:58
 なんと!3か月ぶりのブログになってしまいました。2009年度はじめての記事です。

今年度は昨年度に引き続き、ある自治体のある幼稚園とその子どもたちの大半が進学する小学校に計約160時間程訪問することになっています。また、この自治体では、これも昨年に引き続き、月に2回乳幼児の発達相談も担当しています。

新規には、別の自治体の保育園数の三分の二に、年2〜3回の巡回研修スーパーバイズと講演会、事例検討研修数回を担当することになりました。

このほか単発のご依頼で、今年度の日程のほとんどがうまったかたちとなっています。



 さて、幼・小合わせて約160時間赴く自治体でのこと。前回の記事では、この自治体の小学校への訪問を題材に、小学校での特別支援教育の展開のゆっくりとした歩みを書きましたが、今年度は体制も変わりいい感じで進んでいます。


そして! 幼児のころに特別支援の対象だった3名中2名が、今年1年生にあがり特別支援枠から外れました。


私が園にお伺いするようになって2年、園の先生方が必死に苦しい意識転換をして独自の発達を保障した子どもたちです。本当にお見事。伸ばして当たり前、先生方を誰もほめてはくれないのでここで私が。
園一丸となってのすばらしい支援。本当に頭が下がります。


この子たちが年中のときに担任だった先生が育児専念のため退職され、現在は支援員として時々園にいらっしゃいます。先日現担当クラスケース会議にご参加いただいた後、私から、「○○君と△△ちゃん、特別支援から外れたこと、お聞きになっていますか?」とお話しすると、急に無言で顔を覆われ、大粒の涙を流されました。
そして、そのあと「ありがとうございます」と深々とお辞儀をされました。

私は、「こちらこそ、先生方のおかげです。ありがとうございました。」とお礼を申し上げました。


思いがけず、先生方の子どもに対する思いがあふれでた瞬間に触れ、幼・小一貫の巡回支援にかかわらせていただける感謝と、責任を痛感した出来事でした。



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小学校の特別支援教育この一年

2009/03/23 07:09
 今年度も、リソースセンターoneの仕事よりも様々なところにお伺いすることの方がずっと多かった1年でした。


ことに、年間相当数伺う、今年でかかわり2年目の幼稚園と、その子どもたちの多くが入学する、今年度からかかわった小学校の一貫特別支援では考えることの多い1年でした。


幼稚園については、極めて有能な特別支援教育コーディネーターの先生を中心とした申し分ない体制で、私自身が驚くほどの成果があがり、講演会や論文、本などにその実践を紹介して間接的にでもこの園以外の現場にお役にたつことができたように思います。


園の子どもたちを2年間継続で見ることができ、他の子と大きく変わらない程成長を見せた子どもたちに対し、育て上げた感を幾らかでも実感しながら小学校へ送り出すという感慨深い年度末となりました。


また、小学校の特別支援にもかかわることができたおかげで、今回初めて幼・小の申し送り会議も実施していただいて、かたちの上では一貫支援の第一歩を踏み出すことができました。



 さて、小学校の特別支援教育は、戸惑いの中一喜一憂しながら1年が終わったというところでしょうか。

有能な支援員を配置して一年生となった子どもは、意識・内面の成長が著しく、ひとまず成功といえるでしょう。
ほとんど支援体制がないところから、2学期から学期に1回の支援検討会がもたれ、リソースルームの設置もしてくださり、園同様、担任の先生と何度か打ち合わせをして個別指導計画も立てました。来年度から特別支援の対象とした方がよい子を決める校内委員会ももたれました。



ある視点から見れば成果があったようにも見えます。
しかし、私としては惨敗を認めなくてはなりません。



その理由は、先生方と肝心の理念の共有ができなかったから・・・。


幼稚園では、ケース会議に園長先生、コーディネーターの先生、担任、支援員さんが必ず参加し、個々のケースを通じて、先生方は苦しみながら驚異の速さで子ども観・保育観の転換をしてくださいました。

コーディネーターの先生をして、「今までの保育は何だったのか」といわしめた程の大転換だったのです。

みんなとは違う発達の道筋をとる子に対し、集団の中でその子の“独自の発達を保障する ”ことの必要性をご理解くださり、そして、それが自らの責任であることを引き受けてくださった。

これが特別支援教育の理念だと思っています。

特に「責任」・・・できたらやるけど・・・ではなく、やらねばならぬ。



しかし、残念ながら小学校ではこの転換の機会をつくることができませんでした。

学校には、昔からいわゆる特殊学級(現特別支援学級)と通常級が存在しました。このシステムは幼児教育には基本的にありません。学校では、いわゆる“普通”と“普通以外”を分ける基準の優先順位として、@集団行動A学力というものがあり、このどちらか、もしくは両方においてある一定の基準から外れた子は、通常教育の責任外となってきた長い長い歴史と伝統があります。


学校が子どもたちに合わせて変わるのではなく、通常級とはこういうところで、それに合わない場合は、子どもが別の所へ行く。知的に遅れのない子であれば、病院か療育機関へ。そのためには親の理解が必要、という発想。
だから、学校で事を起こさせない「先回り対応」は、現在のところ銀河の果ての発想。



また、たとえば脳機能の未成熟による欲求のコントロールの微妙な困難や脳機能の特徴による想定外・許容範囲外の事象についてのパニックはいわゆる「わがまま」とされ、伝統的な教育手法である「叱る・褒める・慣れさせる」による対応が定番でした。

先生方の構成により、この意識が強い学校もあれば、そうでもない学校もあるでしょう。


このような歴史と伝統に裏打ちされた教育観の転換は、並大抵のことでは難しい。
でもその転換がなければ、苦手のある子を健やかに育てるのは難しい。



しかし、学校は生き馬の目を抜くような忙しさ、なかなか先生方とこれを共有する時間がとれない。
先生(上原)と話したい先生はいっぱいいるのだけれど、時間が・・・というお話を何度もいただきました。


小学校では、幼稚園のように、先生方と私が一体感をもって支援にあたることは難しかった。
先生方はみな子どもを伸ばそうと一生懸命です。先生方と私が対立しているわけではなく、あくまでも理念の共有という意味で、同じ方向を向いているように見えて、実は根本がズレているという感じ。



そんな現場の現状とは裏腹に、この自治体では来年度から巡回時数がまた増えます。
時数を増やすだけでなく、先生方がケース会議に割ける時間の確保の体制を整えることも併せて行わなければ、絵にかいた餅。

ケース会議の時間の確保だけでなく、先生方が心の余裕をもって、意識の転換にのぞめる勤務体制もほしい。
まぁ、ないものねだりですが。



そんな中、今年度の私の救いは、この小学校のある先生の変化。


園も学校も、基本的に前期・後期に個別指導計画を立てることをコアとしてスーパーバイズをしているので、小学校の場合、対象児の担任の先生以外の先生とお話しできるのは、月一回あるかないか。

3学期の中盤、言動が目立つ子を数人含むクラス運営を相談にいらした先生は、私との話のあと、「すっきりした〜」「あぁ〜、もっと早くお話できればよかった〜」と言われ、職員室でこぶしを突き上げ大きな声で、「あしたから私は変わるぞ〜!!」と雄叫びをあげられました。


来年度、小学校では巡回の仕方を変えよえかと思っています。
私が個別指導計画立案に関与するかたちだと、かなりシステマティクに巡回日程を立て、ケース会議時間数も多くなります。これが却って先生方のプレッシャーになるのではないかと思うからです。


多くの巡回の方がやっていらっしゃるように、もっとアバウトに日程を決め、雄叫びをあげた先生のように、個別指導計画とは関係なく、いわばビジター予約を中心にしようかと。まだ決まっていませんが。


精度の高い特別支援から考えれば、大きな大きな後退です。しかし、学校の、先生方の実情に合わないスーパーバイズでは成果はあがらないでしょう。急がば回れ。すぐに答えを出したい性格の私ですが、ここ数年で少し大人になりました。忍耐、忍耐。


まずは、一人でも多くの先生が、大きな声で、または心の中で雄叫びを上げてくださることを目指し、来年度の構想を練る私です。




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特別支援教育☆トップダウンの空虚

2009/02/12 21:24
 前回「草の根・・・」について書いたので、今回はそれを受けて。


私の存在など誰も知らな かったころ(今でも有名なわけではないですが)、あぁーやったらいいのに、こぅやったらいいのにと保健・福祉行政・教育行政への意見、アイディアがいくらでも湧いてくるも所詮小娘のたわごと。


7年ほど前、私の仕事の主流はリソースセンターoneでの療育・相談だったのですが、ある先生が対応できずに当センターの吉田に回ってきた研修会講師の仕事を療育職人の吉田が固辞し、それが私に回ってきて私は外へでるようになったのでした。


その時から、当センターのような特別なところに通うことができない子どもに、そして先生方に、保護者の方に少しでもお役に立ちたいという思いで、一つひとつの仕事を全力でやらせていただきました。

しかし、実はその思いだけでなく、いわゆる学閥とは無縁な私の案を施策に反映していただくには、気の遠くなるような遠回りであっても、このような仕事一つ一つでご依頼者の期待以上の結果を残すしかないと考えていたのです。



それから数年後、計画どおり?自治体から意見を聞きいと言っていただける状態になりました。そのような状態になってさらに数年後の今、トップダウンでシステムを整えても魂が入らない・・・という現実に直面。


そして、いわゆる政治は消耗します。明日にでもできることを実現するのに、あちらの顔色、こちらの事情・・・。子どものために早く何とかならないのーという感じで。


ちょっとストレス。


あれほど望んでコツコツたどりついたポジションでしたが、最近、自治体レベルでつくる施策・システムに「トップダウンの空虚」をつくづく実感しています。


やっぱり私は現場。
先生方に、子どもに対して視点を変えていただくご提案をし、具体的な対応をご提示してお役に立ち、その結果子どもが活きる、これが私のスタイルなんだと。


新境地を見出した先生方のプロ意識に火がつくのを目の当たりにするのもまた快感です。

そうやってつくった現場システムには魂が入るのです!



気づいてみれば原点に・・・。
「♪これが私の生きる道ー」って感じて、現場の仕事、大事にしたいと思います。ハイ。



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特別支援教育☆草の根の手応え

2009/01/15 21:11
 2009年がはじまりました。それらしい記事を書いたほうがよいのでしょうが、昨年末に書いていた記事が投稿に至らずに今日になってしまったので、新年のにおいのしない記事ですがご勘弁ください。


いくつかの自治体で園や学校を回っていて、ちょっとうれしいことがあります。

たとえば、いつも書いている年に何十時間もお伺いしている園では、この1年と12か月の間に、何人かの先生方が特別支援の実践の専門家といっても過言ではない状態になられていて、A先生が移動されても、B先生が理念と方法を受け継いでくださるという安心感を持てるようになっています。

そして、移動になられた先生は、移動先で今の園の実践を広めてくださるという期待も十分に持てる状況になりました。



 専門性の高い実践者の育成システムがなかなかないことについて心を痛めていたのですが、わざわざそんな機会を設けなくても実践の専門性を高めるのは、現場の生身の題材について冷静に分析的に考えて実践し、現場で結果を確認できるのが最も効果的だということに気付かされました。


もちろん、実践の感覚や手応えも味わえる育成システムがあるに越したことはありませんが。



 この園のように何度もお伺いできる園や学校ばかりではなく、全園年各2回の訪問という自治体もありますが、このような回数であっても手応えを感じることがあります。


 たとえば、初回お伺いしたときには、子どもに対し結構バリバリの対応をされていて、「う〜ん」という感じで印象に残っていた先生が、二回目の訪問で別のクラスの子のケース会議後帰ろうとした私を玄関で呼び止めてくださいり、「こういう子への対応についてもっと勉強したいのですが、先生のところのHPを見せていただくと学生さんへの指導者養成をやっているようですが、私も参加できるでしょうか」とお聞きくださいました。

やっったぁ〜!! お仲間お一人Get!

失礼ですが、前回の訪問時そんな様子はあまり感じられなかった先生だっただけに、すんごく嬉しかったです。


 また、この自治体の別の園でも、第一回の訪問のケース会議にも参加された保健師さんが帰り際、二回目の時に「担任の先生変られましたよね〜。」と話され、実は私もそれを感じていたので、これまたすんごく嬉しかったです。

前回には、子どもを変えるという視点でケース会議に参加されていたのに、今回は、子どものために自分がどう変わるかという視点でいらっしゃったように思われました。



先日は、前年度、この自治体のある園でケース会議に参加された先生が、今年度は同自治体の別の園に転任されていて、私の訪問を楽しみにしてくださっていたということでした。前年度のお子さんは、ケース会議のあとに先生が対応を変えたら、びっくりするほど伸びたとのことでした。

今回も、とても熱心に参加され、今回のお子さんへの対応について仕切りと反省されていらっしゃいました。あのあと、すぐに対応を変えてくださったと確信しています。


この自治体の今年度分の訪問プログラムは、12月で終了しました。各園年2回しかお伺いできませんが、このようなことが次々起こると、こんな機会をいただけて本当にありがたいとつくづく思います。


実践者として現場を回らせていただき、先生方の意識転換のお役にたてること、その結果、具体的に子どもに良い影響があること、トップダウンの施策でなく草の根の手応えとその広がりが、実は一番確実のような気がしています。


逆に、トップダウンでは厳しいということも実感しつつ・・・。



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 発達障害☆診断の行方

2008/12/12 07:19
 次から次へと目白押しだったしめきりがやっとひと段落つきました。
瞬発力はそこそこあると思うのですが、いつまでに何を仕上げなければいけないという持久力はかなり厳しく、思いっきりプレッシャーになります。

この約半年、このプレッシャー状態が続き、、ここ数カ月はブログに手を出す余裕がありませんでした。



 さて、この数か月いろいろなことがありましたが、今回は「診断」についてちょっと書いてみようかと思います。

「診断」については医師によって診断基準の適応範囲が違い、診断が出たり出なかったり、診断名がまちまちだったりいろいろなことがあるのが現状ですが、診断は子どもを健やかに育てるために有効なものであってほしいと思います。

上手に白黒つけることばかりを重視するのでなく、この子の脳機能・育ちの特徴を的確に押さえられることに重きを置いてほしい。



もともと診断基準はおおざっぱなのに対して、問題になるのは「ちょっと気になる」という感じの子。
それでも何かしらの問題があるから医療機関を訪れます。



「ちょっと気になる子」には診断を出さない医師は多い。
それはそれてよいのですが、単に「発達障害ではない」「○○ではない」ということで終わらせてほしくない。


そこで、ひと言「診断基準には完全に合致しないけれど、※※のような現状があるのだとするともともとその点について多少の弱さはあるのかもしれないので、何らかの配慮のもとに育てる必要がある」とでも言ってくだされば…。




何らかの診断名が付けば配慮を模索してもらえるのに、それがつかずに付け加えの説明もない子は、家族にも先生にも適切な対応をしてもらえなことがあります。




 園や学校を回っていると、この子をケースとして出してよいのかどうか迷いましたとお聞きすることがあります。
「発達障害ということではないと思うんですけど…」と、いわゆる「気になる子」。
そうやってあげられる子はいつも完全に私の守備範囲です。


個性と障害に明確な線引きはなく、本人の特徴(よんどころない脳機能の事情)を理解して対応することが飛躍的にその子を伸ばし、そうしないことが著しい問題を引き起こす、対応次第で大きく左右される子です。



本来、「特別支援教育」は診断があろうがなかろうが、一人一人の特徴を踏まえた対応がなされることになっています。けれど、この理念が本当の意味で浸透するのはまだまだ先になるような気がするし、この国にその日が来るのか…。

そこで医師の言葉は大きいわけです。


 ご自分の診断眼が惑わされないように、現場からの情報にはなるべく目を通さないようにしている医師もいらっしゃるようです。でも、集団に入ると環境刺激のハードルが高く不適切な言動が見受けられるが、診察室のような低刺激の場面では別人のようだったりする子も少なくありません。



診断て何だろう?



気になる子には、配慮(特徴を踏まえた対応)があって当然というところまで成熟した世の中になっていない現状、せめてわざわざ診断を受けに行った子には、今後の展開にプラスになる診断なりご説明をいただきたいと切に切に願うばかりです。


それを踏まえて具体的にどう対応するかは保育・教育現場または実践の専門家が考えること。

そこまで医療に期待し、医療の範囲を拡大解釈してしまう利用者側の問題があるのもまた事実ですが。



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先生方の武勇伝!! 特別支援教育の成果。

2008/07/05 20:39
 先生の武勇伝といっても、先生と子どもが格闘することではありません。
以前から度々登場している、年約50時間お伺いした幼稚園での先生方の実践者としての雄姿に敬意を込めての題名です。

思い起こせば昨年度の4月、園も私も、期待というよりはどうなっていくんだろうという不安のなか始まった特別支援教育の巡回相談。正直私は、そんなにうまくいかないだろうと思っていました。


そしてそれは、私が先生方を支援する力量がないという事実に直面する体験にもなるのだと、ある程度覚悟をしていました。


 いつも書いているように、支援はトレーニングではなく、子どもの脳機能(情緒的理解ではないという意味)の特徴の視点をもった理解と、その特徴をふまえたハードル設定で子どもの自然発達を最大限保障することがまず重要なわけです。


しかし、脳機能の特徴を知ることや集団の中で他の大多数の子とは違うハードルを適切なかたちで設定するというやり方、発想はこれまでの保育・教育には希薄で、ここが最大のネックになるだろうと思っていました。



 案の定、最初の数ヶ月は先生方も戸惑われ、そして、前回の訪問時お伝えしたことが浸透せずに自然に以前の保育に戻っていたり。

私がお伝えしていることが効果的であるのかどうかの懸念もおありだったのではないでしょうか。

しかし、たくさん訪問枠が確保されているなか、口頭で説明をするだけでなく、実際に私が活動の中に入り、口頭でお伝えしたことを子どもへの対応で具現化し、子どもの変容を目の当たりにしていただくことで、先生方の視点が変わっていったように思います。


ただし、戸惑いの次はジレンマ。先生方から「わかっているのにできない!」ということばを何度かお聞きし、私は「それでいいんです」とお応えしていました。


意識や視点を変えても、それが実践に反映されるのはそうたやすいことではないとわかっていますし、変わらなければならないのは対応する側であるという認識があれば、おのずと徐々に対応は変わっていくからです。

でも、先生方は当然苦しい。


そうこうしているうちに、子どもの小さな変化と何より先生方の小さな成功の実感の蓄積が・・・。


 余談ですが、私はクラスに入り支援員的に子どもに対応するのが大好きです。子どもの特徴をふまえての先回り戦略で、子どもに負担をかけずに適切な言動に導けた時、「よしっ!」って感じで心の中でガッツポーズ。


これを先生方も味わえば、実践者としてはたまらないモチベーションになるのではないでしょうか。


 
 乱暴、制止に怒る、集合しない、途中から出て行く、クラスを乱す、助言は聞けない・・・いろいろあり、私的にはちょ〜っと厳しいなーと思っていた子も含めたA君、Bちゃん・・・はどうなったのか。

迎えた年度末・新年度、「他の子とあまり変わらない」これが先生方から聴かれたことばです。
私もそう実感しています。


正直、私自身がこの成果に一番驚いているのではないでしょうか。
たった1年でここまで変わるとは!



いや〜、子どもってすごい! そして先生方凄すぎる!!


保育室内の配置や式典のセッティング、安定グッズの提供や子どもの実情にあったハードル設定・ことばかけなど今では、私が何か言わなくても、先生方自ら考え実践されているところがさらに凄い!!!


このすばらしい成果の要因は、

@実際に私の実践を見ていただき、実践者としてある程度信頼していただく機会があった。
A個々の子どもにフィットし、具体的で実効性の高い個別指導計画立案にかなりの時間と労力をかけ、子どもへの
  対応にあたって先生方の思考の整理ができた。
B園長先生と特別支援教育コーディネイターの先生がすばらしく、忙しいなかでもこれ以上ないという園内体制がと
  れた。私が園に行かない間、担任をもたないコーディネイターの先生が、客観的に担任の先生への助言をしてい  た。

などでしょうか。


 園には気になる子が何人かいますが、個別指導計画をきっちりつくり、先生方が思考を整理してのぞんだ子とそうでない子には、伸び率に差が見られたような気もします。

そして、幼児のうちに対応者が視点を変えれば、子どもは無理なく伸び、就学までに言動が目立たなくなる子が多いのではないかということもわかりました。



 昨年度1年、最強の誇り高きプロ集団と仕事をさせていただく機会に恵まれ、様々なことを学ばせていただきました。ときにプライドは、他からのことばを本能的に退けるものですが、それは本当の実践者としての誇りではないでしょう。

そして、子どもの自然発達を最大限に保障していただき、他の子とあまり変わらない状態にしていただいたこと、子どもに成り代り感謝の気持ちでいっぱいです。私が感謝するのは、筋違いでおこがましいのは承知してますが。




 私は、この園の実践を様々な講演会で紹介させていただいています。いたるところで苦労されている先生方や子ども自身に向け、この園の先生方の実践をお届けし、少しでも必要以上の負担なく育てて欲しい、育ってほしいと思うからです。そういう意味でもこの園の貢献は大きいといえるのではないでしょうか。



 今年度から園と小学校の一貫支援をさせていただいています。当初ちょっと変化は厳しいかなーと思った小学校も、少しずつ変わっていただいているのを実感します。


今年度は幼・小一貫の支援システムの構築と成果を、静かに勝手にもくろんでいる私です。
そして、すでに光が・・・。


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うれしい誤算☆小学校の特別支援教育

2008/06/04 10:07
 またまた、ず〜いぶん更新期間があいてしまいました。
だらしない性格がバレバレです。


 今年度から、昨年度年50時間近くお伺いしたA幼稚園の同学区の小学校にもお伺いすることになったと「幼児教育にはまる」の記事に書きました。いよいよ幼・小一貫の特別支援教育の渦中に。


昨年度のA幼稚園での先生方の武勇伝と感動的な成果を書かなくてはと思いつつ今日になってしまい、何となく消化不良なのですが、タイミングを考えて今回は、同学区B小学校の幕開けについて。


 実は昨年度末、B小学校と日程調整などしたのですが、申し送りや年度始めの先生方とお話する日程がなかなか組めず、あれやこれやで特別支援体制に微妙に不安が・・・。


先生方お忙しいところ、何とか時間をつくっていただき、訪問第一回目は講和から。講和後、今年度のコーディネイターの先生や数人の先生が集まってくださり、こちらから提示した訪問日程について、「訪問時間がもっとほしい」「もう少し早い時期に日程がとれないか」など熱いお言葉をいただき、私としては「あれっ、そうなの?」と拍子抜け。

現場の先生は熱いんだ〜ってことがわかり、何とかお役に立たなければ!とかなりテンションあがりました。

小学校の方は、校内体制を整えるところから始まりそうですが、それでもお忙しい先生方のご負担にならず、先生方にもそして子ども本人・保護者の方にもお役に立てるよう、静かに気合をいれる私なのでした。



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職業病

2008/03/01 22:49
 先日、私は幼稚園の年中児の我が娘の面談に出向きました。私は少々高齢の部類の、年中児の母なのでした。


 我が娘は、クラスになかなか馴染めず一人でいがちな子に、わりとライトに「一緒に遊ぼうよ」と声をかけるらしく、先生は助けられているなんていってくださいました。一般的には、「思いやりのある子」という評価をいただくかもしれません。先生もそういったニュアンスで話してくださいました。


 しかーし!私は『そういうことじゃないって事もあるな』と即座に思ってしまうわけです。たとえば、大多数の子どもが何人かのグループで遊んでいるのに、一人だけポツンとしている子がいたら無意識に空間的に気になるな、という具合に。


空間的に気になるというのは、大きな丸の柄ばかりのなかに、一つだけ小さな丸があったら、その丸は環境刺激として違和感をもってアピールしてきます。私にはその感覚がよくわかります。だから、小さな丸を大きな丸に同化させてしまえば、違和感がなくなり、なんとなく落ち着きます。もちろん無意識です。


または、一人だけポツンとしている子は、ちょっとおとなしめだったりして、我が娘のように、いろいろ思いついてしまい、やりたいことがはっきりしている子には、自分のペースで遊びやすいとか。従えるというのでなく、どこかのご夫婦のように、お互いにそれが楽っていうパワーバランス。

もちろん、それとは別にテンション高めな子同士惹かれあうというのは、私がかかわる子たちにはありがちですが、それはまた別の機会に。


という具合に、いろんな側面からの解釈ができるわけです。


 実際、我が娘に「お友だちと遊んでいない子に、一緒に遊ぼうって誘ってあげてるの?」とたずねると、???何言ってんの?という反応。彼女の名誉のために一応付け加えておきますが、何も考えてないわけでなく、思いやりを発揮したことを忘れてしまったのかもしれませんが・・・。
いや、でも私は何も考えていない確率の方が・・・。



 先生は、我が娘について誰とでも遊べる、といい意味でいってくださったけど、彼女の場合、「○○ちゃんと遊びたい」っていうお姉さん的な感覚はあまりなく、よほどイヤなことをされなければ、誰でもいいって感じもありそうです。


また、縄跳びなどずいぶん長いこと集中して一人で練習することもあるとほめていただいたのですが、彼女、熱中すると過集中になり、やめるのが大変なときあり。とくればもちろん、それ以外については、どちらかという飽きっぽい。新しいこと、刺激的なことは大好き。


 幼稚園での我が娘の行いの理由の真偽のほどは追求してはいないのですが、「思いやり」や「集中力がある」「分け隔てない」という定番の情緒的な解釈で、彼女が不利を被ることはありません。むしろ、実像よりも高評価だったりするかも。


しかし、私がかかわらせていただいている子どもの場合、この情緒的な解釈が子どもを苦しめていることは少なくありません。悪気があるように見えても実は悪気なく、嫌みや攻撃のように見えても、実は本人にとってはよんどころない理由があったり。


人は情緒的な解釈が好きです。プラスの解釈の場合、心温まり気持ちがよくなるからかも知れません。


 私も、情緒的な解釈は放っておいても浮かびます。けれど、それとは別のドライで科学的(本当に科学的ではないのですが、情緒的の対義語として)な解釈の仕方もすっかりプログラミングされていて、これって職業病?って感じです。


そして、情緒的でない解釈が子どもを助けることを身をもって経験してきました。


情緒的以外の解釈を加えることにより、対応のバリエーションが増え、彼らのうまくいかない本当の理由に合致した対応ができる可能性が高まるというわけです。


 でも、母の立場ではこれをやらなくてもよさそうなものを。因果なものです。


 私の場合は、好意的な誤解?も手伝って、なんてことのない面談で終わるのですが、そうでない場合は結構へこむよな〜。


 娘の面談は、保護者の方の気持ちの視点を常にもち、勇気をもって次にすすんでいただけるようサポートするという、面談する側の姿勢を再確認させてもらえるよい機会にもなっています。




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幼児教育にはまる。

2008/01/31 14:02
 ちょっとバタバタしている間に、前回の投稿から2ヶ月以上も過ぎ、もうこのブログは更新されないのではないかと思った方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
今年も、できる限り書いていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
ただし、ライト、ヘビー取り混ぜて。


 さて、これまで教育機関との連携では小学校が主流だったのですが、一昨年くらいから幼児教育機関からのご依頼が急増しています。

前回の記事「ぼくの世界へようこそ」も、その中で書きました。もともと幼児教育にすごーく興味があったわけではない私ですが、ここのところ、幼児教育にとてもやりがいを感じるようになりました。

その理由は、
@早いうちから保護者の方を支えることができ、保護者と教育・保育機関との
 軋轢という不幸を生まずに有機的に子どもをサポートする素地を築く作業が
 できること。

A保護者の方に子どもが小さいうちから、子どもの発達の特徴や具体的な
 対応をお伝えすることができ、無用な嵐を巻き起こさずに、健やかに子ども
 を育てる環境をつくれること。

Bはじめての集団参加から、集団の中で本人がよりよく居られる日常を作って
 あげられること。

Cまわりのお子さんに、苦手を持つ子をどうとらえ、どう対応すればよいか小さ
 いうちから伝えられること。

D学校よりもカリキュラムの縛りが弱く、その子にあった環境、課題、対応が提供
 できること。

E学校よりも「教育とはこうあるべき!」が比較的軟化しやすいこと。

F学校より規模が小さく、先生方が同じ方向性をとりやすいこと。(方針の違いに
 よる軋轢が生まれ難い)

というわけで、幼稚園・保育園自体の方針転換が思いのほか早い、先生方の意識の変化が感動的。その結果、子どもが変わる!


 この1年を振り返ると、幼稚園・保育園での仕事は本当にやりがいを感じました。正直最初はそうは思っていませんでした。半期を過ぎたことから、先生方の変化に感動を覚えるようになりました。

現場がどんなに大変かわかるだけに、その日々のなかで教育観・保育観を変えることは、容易いことではないと思います。本当に頭が下がります。

そうなんです。特別支援教育とは、教育観・保育観の転換という指導者にとってとても辛い作業を伴うのです。これについてはまたいつか。


 今年度、50時間近くお伺いしたある園については、来年度同学区の小学校に行く子についても担当することになり、一貫性のある支援が提供できる予定です。そして、以前「育ってる!でも先生になると…」の回で書いた有能な大学院生も支援員として入る予定です。保護者の方との面談も済み、来年度は、私、保護者の方、支援員はなかなかよいチームワークでいけそうです。

あとは学校との連携。こちらは、来年度に向けてこれから調整に入ります。



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