軽度発達障害児支援現場レポート―実践者のつぶやき―

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<<   作成日時 : 2007/08/04 22:11   >>

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 今日は、大学院の講義でした。何年か前から、大学の非常勤講師をさせていただいていて、今年度は、大学院の担当となりました。ブログのタイトルにもあるように、私は実践者なので、私の講義は、もちろん実践がテーマです。

 講義名、その名も「軽度発達障害児実地指導研究」!



講義の内容は、我がリソースセンターoneに学生さんが来て、実際の子どもを介して専門性を高めるというものです。今年度は、当然個別指導計画の立案ですね。



 今日は、リソースセンターoneの夏季特別行事で、通常の療育とは違い、人の出入りが多いので、ここに学生さんも参加して、子どもとともに過ごし、子どもの様子をよーく見ていただきました。これがアセスメント(状態把握)となります。今日の子どもたちのなかの一人について、次回以降の講義10時間程度で、立案の仕方の講義を行い、実際に立案をします。



 これまで、一般的な大学の講義は、教育学部であっても、研究の専門家である先生方の講義を聴くというかたちが多い中、実地というかたちの講義を設けてくださった大学の担当教授に感謝です。


しかし、残念ながら、これだけでは実践の専門性が培われるには足りない。
脳機能の視点をふまえた実効性の高い指導計画を自力で立てるためには、やはり専門機関で実際に療育をやって、スーパーバイザーが付いて5年くらいはみる必要があるように思います。


 今、教育委員会などの教育行政や子育て支援や障害児福祉関係などの保健福祉行政からいただく、研修会や講演会、巡回相談などのご依頼が爆発的に増えています。すでに来年度の連携の打診をいただいている自治体もあります。手に余る数になるのは目に見えているし、先見の明がある自治体による実践の専門性の争奪戦になりつつあります。


 何が言いたいのかといえば、
そう、発達障害、軽度発達障害の実践の専門家が足りない!



今、現場ニーズは、心理でも医療でもなく、先生方にご納得いただける発達障害、軽度発達障害児指導実践の専門性のようです。

私自身は、数年前から実践の専門家不足に対する危機感をもっており、何とかならないものかと考えてきました。その一つの方法が大学の講義なのですが、実践の専門家を養成するのなら、学生は、大学1年から大学院を修了するまでの6年間、スーパーバイザーのもと、現場に立ちながら知識の裏づけを持って実践を積み重ねていく必要があるでしょう。


我がリソースセンターoneでも、民間ながら学校などの現場にでられる専門性を身に付けたスタッフを養成中です。

 長い目で、広い視野で特別支援教育を考えたとき、子どもにとって適切な教育環境を提供するには、現場の先生方に何もかもさせて負担を強いるのではなく、本当に現場の役に立てる、結果の出せる専門家の養成が、どうしても、どうしても必要だと思うのですが・・・。

誰が、どこがそのシステムをつくるのかなー。
微力であることは承知のうえで、私は私なりにシステム構築のためにやるにはやりますが。



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