軽度発達障害児支援現場レポート―実践者のつぶやき―

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help リーダーに追加 RSS 障害児の見分け方???

<<   作成日時 : 2007/09/05 23:05   >>

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 今回もまたまた「よくあるご質問」について。「障害があるかどうかを見分ける方法を教えてほしい」というご質問も、よくあるご質問ベスト5くらいに入るのではないかと思います。


 そんなとき、「障害があるかどうか見分けることは、そんなに重要ではないのでは?」という主旨の答えをさせていただいています。私たちの仕事は、診断ではなく子どもを伸ばすこと。基本現場では、何度か言って聞かせて子どもが変わらなければ、工夫や配慮、ハードルを下げるなど、何らかの手立てが必要なのではないかとお話をします。


 見分けたい理由は、「わがまま」や「怠け」、「甘え」なら、叱る・注意をするという従来の手法をとるけれど、障害だとわかれば何らかの配慮をするという線引きのようです。


でも、逆に考えて、「わがまま」「怠け」「甘え」と思われる子が、『叱る』」『注意する』で変わるのかなーとも思うのです。もちろん、変わる子もいるでしょう。でもそうじゃない子も多いんじゃないかなー。


「わがまま」や「怠け」「甘え」などが目立つ子は、もともと脳内の「耐性」にかかわるシステムが、うまく機能しにくいという可能性もあります。軽度発達障害の各障害の特徴は、少なからず私たちにも個性の範疇として存在するもので、とてもねばり強い人もいれば、すぐに投げ出してしまう人もいる、温厚な人もいれば、短気な人もいる、思考が柔軟な人もいれば、融通が利かない人もいるなどなど、これらは環境要因だけでなく、生得的な特徴の影響もあるということです。


 だがら、かすーかにその傾向があるかも・・・という子は結構いるわけです。もともと、「耐性」に多少育ちにくい部分がある子に、叱ったり、注意したりを繰り返し、非行なども含む二次障害に陥らせているケースはこれまでにたくさんあったと思われます。


 特別支援教育の対象となる子の中には、診断がない子の方がたくさんいるのではないかと思います。数少ない専門医なら、診断を出すであろう微妙なグレーソーンの子も。障害のあるなしにかかわらず、子どもの特徴に歩み寄り、子どものよさを最大限発揮させる対応ができるといいなーと思います。


 なぜ、子どもの障害の有無を見分けたい先生が多いのか。たぶん、教育現場に余裕がなく、たくさんの子どもの特徴に歩みよるなんてことが困難なことと、伝統的な教育観によるものでしょうかね。教育行政には、現場の過重負担軽減のお願いと、現場には、伝統的な教育観の転換のお願いを・・・なんかお願いばかりしているよーな。


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タイトル (本文) ブログ名/日時
ADHD児と普通学級
前回の記事『障害者への援助と偏見』を1つ掘り下げ 今回は具体的にADHDについて紹介したい。 ...続きを見る
忘却の破片
2007/09/07 04:37

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
はじめまして。

私も職業柄、発達障害には興味があります。
専門家ではありませんので足りないところがあるかもしれませんが
よければトラックバックさせていただこうと思いました。

よろしくお願いします。
psyche
2007/09/07 04:40
コメントありがとうございました。

psycheさんの記事の人件費の無駄遣いの件など、全く同感です。発達障害を持つ子も、心豊かに育てるために、先生方がその持ち味を活かして子どもにあたれるシステムは必須ですよね。民間の感覚からすると、公的機関の費用対効果の視点がないのはかなりびっくりものですが、かかわっているいくつかの自治体には、その点を伝えるのも、私の仕事だと思っています。実際に少し変わってきている自治体もあるので、これからも続けなくてはなりませんね。
上原芳枝
2007/09/07 07:57
今回もまたまた「よくあるご質問」について。「障害があるかどうかを見分ける方法を教えてほしい」というご質問も、よくあるご質問ベスト5くらいに入るのではないかと思います。


 そんなとき、「障害があるかどうか見分けることは、そんなに重要ではないのでは?」という主旨の答えをさせていただいています。私たちの仕事は、診断ではなく子どもを伸ばすこと。・・・・・・・・

*ここの所、痛烈です。
まったくこの通りです。実は、国語科の研究をしているのですが、朗読と表現よみの違いは? はっきりさせてという意見・質問が良くあるのです。

先生がた・子供にとって、大切な事は、違いをはっきりさせる事ではなく、音声化の実態をつかみ、どう指導するか、それが中心のはずです。





今日未来
2007/11/09 17:16
ところが、そっちに眼が行かないで、違いにこだわる・・・・・・。

それで、僕らは、このことは、さっと触れて、後は、どう指導するか、そっちに行くようにしています。

<そんなとき、「障害があるかどうか見分けることは、そんなに重要ではないのでは?」という主旨の答えをさせていただいています。>・・・・・・

* ここ、学びます。
今日未来
2007/11/09 17:17

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