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子どもが暴れたり、暴言を吐いたりしたとき、どうすればいいんですか?というご質問をよくいただきます。いわゆるパニックへの対応です。 そんなとき私は、「対処法を考える前に、パニックは起こさせてはいけない」とお話をします。 この子は暴れる子、逃げる子、ものを投げる子、暴言を吐く子、“そういう子”というところからお話が始まっていますが、パニックを起こすには、必ず理由があります。つまり、理由がなければパニックにならない。 パニックは本人にとって受け入れがたいこと、想定外の事態に直面したときに起こります。 叱られたとき、友だちが本人の受け入れがたいことを言ったとき、自分の思っていたもの、ことと違ったとき、本人のストライクゾーンをはずれたものを強要されたときなどなど…。彼らは、許容範囲がもともと狭い。 パニックは、過敏性と思考の柔軟性の欠如から来る混乱です。そうは見えないと思いますが、自分の許容範囲外、想定外のことに対する不安や恐怖が、パニックとなって表れるということです。 彼らもかなり消耗すると思います。 パニックを起こさせることは、本人が安定して何かを吸収することへの妨げになります。おまけに、以前『脱:「慣れさせる」』にも書いたように、トレーニングと称して、慣れさせるために、パニックを起こすような状況をわざわざつくるのは、パニックの強化につながります。 頻回なパニックで、パニックへのバイパスが太く、強くなり、ちょっとしたことでもパニックへのスイッチが入りやすくなってしまう。 だから、パニックを脳に忘れさせる必要があるのです。脳は成熟するので、パニックを起こさない間に、過敏性や思考の硬直性は改善されていきます。自力で。 パニックが起こりやすい環境を提供され、成長を邪魔されても、それを上回る自力の成長によって、パニックを克服する子はたくさんいます。 しかし、子どもの特性によっては、頻回なパニックでそれが人格のように定着をしてしまうことがあります。 パニックを起こさせてからとめるのではなく、パニックを起こさせないためにどうするかを考えることが、彼らの成長の大きな助けになるということになります。 「パニックへの対応」、それは、起こさせてからとめるという後追い対応ではなく、パニックになる原因・刺激をどう排除するかという、パニックを起こさせない先回り“戦略”です。 もちろん、努力してもパニックの原因をすべてブロックできるわけではないから、対処のセオリーはあります。 ご質問に対しては、起こしてしまってからの対処もきちんとお話しています。 「先回り戦略」については、またいつか書くことがあるかもしれません。 ランキングに参加中です。よろしければクリックいただけるとうれしいです。 ![]() |
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| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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ブログの内容とても、参考になりました。 |
mi-ママ 2007/10/01 13:50 |
mi-ママさん、コメントありがとうございます。 |
上原芳枝 2007/10/01 23:15 |
はじめまして。 |
かしなと 2007/10/25 21:38 |
かしなとさん、コメントありがとうございます。 |
上原芳枝 2007/10/28 08:29 |
コメントありがとうございました。 |
かしなと 2007/10/28 21:15 |
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