軽度発達障害児支援現場レポート―実践者のつぶやき―

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help リーダーに追加 RSS プライドの種を蒔く。

<<   作成日時 : 2007/10/13 08:52   >>

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 リソースセンターoneには、学生さんが実践経験を積むための、指導者養成学生サークルseedsがあります。学校など現場に出ていきなり実践というでは、ご本人にも、なにより子どもにも負担が大きいのではないでしょうか。


seeesでは、毎月1回の実践と、年に数回の研修会があります。この研修会は、来週10月20日の土曜日に実施されます。これについては、学生さんならseedsメンバーに限らず、もちろん無料で広くご参加いただけるようにしています。


ここでは、子どもをどうとらえるかや知識、方法のほかに子どもにかかわる醍醐味と責任についても、お伝えしているような気がします。これは、大学院の講義でも同じこと。



 発達に偏り、苦手のある子どもの成長は、そうでない子に比べ、環境や対応に大きく左右されます。つまり、彼らに一時でもかかわるということは、彼らを未来につなぐ醍醐味とともに責任を負うことになるわけです。


私がその醍醐味と責任を認識すればするほど、それがことばの端々に、表情に、身振り手振り表れるようです。



 ところで、私の講演会や研修会にたびたび足を運んでくださる先生方がいらっしゃいます。私はそんなつもりでお話はしていないのですが、なんでも、「明日からやるぞー」って元気が湧いてくるからといってくださいます。「注射だ」という声もお聞ききました。


話の内容は、基本的に子どものことを話させていただいており、直接的に先生方にエールを送るものではないと思います。それでもそう思っていただけるのは、たぶん、どこか先生方のプライドをくすぐるのではないかと思うのです。


怒涛の日々で忘れがちな、「私は子どもを未来につなぐ大事な仕事をしていたのだ」という。そして、「何かできる!」とモチベーションをあげていただけるのかもしれません。



 学生サークルseeds。その名のごとく、実践の醍醐味と責任、つまり、実践者としてのプライドのちっちゃな種をちょこっとお渡しできるといいかなーと思います。


「プライド」とは、「めんつ」という意味ではありませんよ。子どもを伸ばすことが目的なのだから、その目的を果たせるのなら、誰の意見であろうと取り入れるのは当然。逆に内容を精査せずに権威や知識、know howに飛びつくということもないということです。


ちょっと偉そうなことを書いてしまっているでしょうか。気恥ずかしい感も…。


でも、軽度発達障害児教育実践という分野で十数年間、みなさんよりちょっぴり長めに実践を続けている者として、子どもたちの未来に向けて、プライドの種を蒔く責任もあるのではないかとちらっと思っているわけです。



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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
はじめまして(^^)
自閉症を始めとする軽度発達障害の子供たちと接することは、自分の人生観・職業感さえも変えるほどの新たな発見があるように感じます。
 いわゆる普通の子供への接し方とは一歩違った視点で子供たちを見ることにより、自分も一緒に成長しているという実感を持てるようになるように思えます。
 それだけの力を与えてくれる軽度発達障害の子供たちに感謝ですね(^_^)

http://blog.livedoor.jp/kn8186/
能和一美
2007/10/27 15:01
コメントありがとうございます。
人間観は変わったと思います。

 発達障害といわれていない日常接する大人の方々に対しても、「たぶん、悪気ないんだろうな」とか、「努力自体が難しいのだろうから、この方にはあまり正論を吐かないようにしよう」とか相手の方に歩み寄ることができるようになったように思います。

 当然、私の中にも彼らに似たものがあり、そして、彼らの存在が当たり前すぎて、感謝の対象という認識はあまりなかったのですが、そういうとらえ方もあるかもしれないですね。
上原芳枝
2007/10/28 09:03
はじめまして、
当方ADHDと診断された高二の息子あり・・です。
最近の検査では
「ADHD、違うんじゃない〜
 教室抜け出しなんかは授業がつまんなかったんだよ。」
と言われ・・・???
確かに現在の様子ではアスペルガー領域かと。

こういうIQ面では人並み以上の子どもに対しては
学校という教育方法は全く役にたちませんね。
勉強の方法ですら教えてもらえない、
もちろんソーシャルスキルも(涙)。
親の努力のみでは限りのある状況では
せっかくの彼の得意をどうやって活かしてやれるか、
これからの社会生活の手立てをどのように教えればよいのか、
途方に暮れるばかりです・・

これからもいろいろ参考にさせていただきます。
ゆうの母
2007/10/30 17:04
コメントありがとうございます。
保護者の方が、ひとりで抱え込むことのない体制が整わないのが残念です。直接お役に立つことはできませんが、こんなブログでもお役に立つことがあればうれしく思います。
上原芳枝
2007/10/30 22:50

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