発達障害児支援現場レポート―実践者のつぶやき―

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zoom RSS 特別支援教育☆草の根の手応え

<<   作成日時 : 2009/01/15 21:11   >>

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 2009年がはじまりました。それらしい記事を書いたほうがよいのでしょうが、昨年末に書いていた記事が投稿に至らずに今日になってしまったので、新年のにおいのしない記事ですがご勘弁ください。


いくつかの自治体で園や学校を回っていて、ちょっとうれしいことがあります。

たとえば、いつも書いている年に何十時間もお伺いしている園では、この1年と12か月の間に、何人かの先生方が特別支援の実践の専門家といっても過言ではない状態になられていて、A先生が移動されても、B先生が理念と方法を受け継いでくださるという安心感を持てるようになっています。

そして、移動になられた先生は、移動先で今の園の実践を広めてくださるという期待も十分に持てる状況になりました。



 専門性の高い実践者の育成システムがなかなかないことについて心を痛めていたのですが、わざわざそんな機会を設けなくても実践の専門性を高めるのは、現場の生身の題材について冷静に分析的に考えて実践し、現場で結果を確認できるのが最も効果的だということに気付かされました。


もちろん、実践の感覚や手応えも味わえる育成システムがあるに越したことはありませんが。



 この園のように何度もお伺いできる園や学校ばかりではなく、全園年各2回の訪問という自治体もありますが、このような回数であっても手応えを感じることがあります。


 たとえば、初回お伺いしたときには、子どもに対し結構バリバリの対応をされていて、「う〜ん」という感じで印象に残っていた先生が、二回目の訪問で別のクラスの子のケース会議後帰ろうとした私を玄関で呼び止めてくださいり、「こういう子への対応についてもっと勉強したいのですが、先生のところのHPを見せていただくと学生さんへの指導者養成をやっているようですが、私も参加できるでしょうか」とお聞きくださいました。

やっったぁ〜!! お仲間お一人Get!

失礼ですが、前回の訪問時そんな様子はあまり感じられなかった先生だっただけに、すんごく嬉しかったです。


 また、この自治体の別の園でも、第一回の訪問のケース会議にも参加された保健師さんが帰り際、二回目の時に「担任の先生変られましたよね〜。」と話され、実は私もそれを感じていたので、これまたすんごく嬉しかったです。

前回には、子どもを変えるという視点でケース会議に参加されていたのに、今回は、子どものために自分がどう変わるかという視点でいらっしゃったように思われました。



先日は、前年度、この自治体のある園でケース会議に参加された先生が、今年度は同自治体の別の園に転任されていて、私の訪問を楽しみにしてくださっていたということでした。前年度のお子さんは、ケース会議のあとに先生が対応を変えたら、びっくりするほど伸びたとのことでした。

今回も、とても熱心に参加され、今回のお子さんへの対応について仕切りと反省されていらっしゃいました。あのあと、すぐに対応を変えてくださったと確信しています。


この自治体の今年度分の訪問プログラムは、12月で終了しました。各園年2回しかお伺いできませんが、このようなことが次々起こると、こんな機会をいただけて本当にありがたいとつくづく思います。


実践者として現場を回らせていただき、先生方の意識転換のお役にたてること、その結果、具体的に子どもに良い影響があること、トップダウンの施策でなく草の根の手応えとその広がりが、実は一番確実のような気がしています。


逆に、トップダウンでは厳しいということも実感しつつ・・・。



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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
私も専門家になろうと思っています。
頑張ります!
おっくう
2009/02/01 15:27
いろいろな専門がありますが、園や学校で実践者としてお役にたてる専門家は全く足りていない現状です。
常勤の仕事でないことが要因のひとつにもなっているのでしょうが、リソースセンターoneで育った「力がある!」と思う学生でも先生になってしまうのが現状です。その力を広く還元してほしいと思うのですが…。
必要な仕事だと切に思うので、お仲間が増えることを願っています。
上原芳枝
2009/02/03 17:22
初めて書き込みさせていただきます。

まだ当ブログを知らない時にLD ADHD で検索したところ先生のブログにヒットいたしまして拝見させていただくようになりました。
小学3年生、男子にADHD LDがあると
診断されている一保護者です‥
これからもブログ拝見させていただきます‥よろしくお願いいたします。

息子は学校の先生方に理解されてなくて大変困っております。
現場に専門家の介入早く実現して欲しいと切に願います。

長々失礼致しました。


メルモ
2009/02/10 21:46
メルモさん、ご訪問ありがとうございます。

学校で理解されい子どもがまだまだ多いことに、とても心が痛みます。先生方も、信念を持って子どものためにと思っての対応だけに、とても残念です。

子どもへの「思い」の方向が、真に子どものためになるよう、体制が整うことを願うばかりです。
上原芳枝
2009/02/11 22:48

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