特別支援教育☆脱:「慣れさせる」編

 いよいよ「脱」シリーズの最後となりました。そろそろ違うことを書きたくなってきて、続けるって大変だなーと思い始めてました。また、私が代表をしている軽度発達障害児:発達支援機関 リソースセンターoneのスタッフや夫から、文章が硬い!というおことばをいただき、加減が難しいなーというのも、ブログ初心者の実感です。まっ、徐々にいい味出せるように努めます。



ということで、今回は「慣れさせる」つまり繰り返しという発想についてです。
「慣れさせる」は裏づけのないトレーニングということになるかもしれません。


漢字を覚えられない子に何度書かせても覚えられないのは、みなさんご存知ですよね。覚えられない子の中には、書くという作業に脳を使いつつ、覚えるという作業にも脳を動かすという同時進行ができない子もいます。


そのような子が罰ゲームみたいに何度も漢字を書かせられれば、漢字や勉強そのものが嫌いになって、勉強させる人も嫌いになりかねない。

心が育たないですよね。



この例とは別に、勝ち負けの受け入れができない子も結構いますよね。
通級などにいくと、この点の是正に取り組んでいらっしゃったりします。
ケース会議のために学校に行き、行動観察なるものをするのですが、ときに私にとって拷問になることも少なくありません。


その、勝ち負けが受け入れられずにパニックになる子は、課題として勝ち負けのあるゲームを毎回やることになっているようでした。子どもが「う~っ」となるたびに、私は、「終わりにしましょう」といいたくなるのです。


脳は成熟します。幼児のときに「すっ飛び君」だった子にトレーニングなどしなくても、大人になっても幼児のときと同じような「すっ飛び君」のままということは、ほとんどないといえるでしょう。


むしろ、「う~っ」となったり「すっ飛んだり」することになってしまう、必要以上の刺激を与えないことの方が大切でしょう。刺激を与えて「う~っ」や大暴れ、「すっ飛び」を強化しないということです。


そうこうしているうちに脳が成熟して、気付かぬうちに「う~」ってなることは目立たなくなっていくわけです。


苦手のある子に苦手があるからといって、裏づけのないトレーニングを繰り返し、必要以上に無理をさせることなく健やかに心を育てたいものですね。


彼らについては、トレーニングよりも、まず脳の特徴の理解が大切だということになるかもしれませんね。



ランキング参加中です。よろしければクリックいただけるとうれしいです。

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害・自閉症へにほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へ障害児応援検索エンジンゆっくりねっとサーチ

"特別支援教育☆脱:「慣れさせる」編" へのコメントを書く

お名前
ホームページアドレス
コメント